
待ちに待ったトリノオリンピックが始まりました!早いものでもう大会4日目です。
風邪でなかなかブログをアップできなかったのですが、どうしてもこの開会式について書きたかったので、遅ればせながらお付き合いください。え、11日夜7時半からのダイジェストしか見なかった?それはもったいない!イタリア好きの私としては、ぜひ朝4時から放送された中継版(の録画)をゲットしてノーカットで見て!!と言いたいです。
開会式、イタリアの魅力が凝縮された、とても華やかな演出でしたね!
食、大自然、職人、ファッション、自動車産業、歴史、文化、芸術、舞台、そして音楽!改めて、イタリアという国の多面性を認識させられた時間でした(カテゴライズがかぶっているのは目をつぶってください)。
テーマは”PASSION”(トリネーゼ=トリノ人がそんなに情熱的かどうか、実際のところはさておき)
皆さんのイメージする”情熱の国、イタリア”のモチーフから始まり、アルプスの国々と民族衣装、アルマーニのドレスを着たスーパーモデルとイタリアの軍警察《カラビニエリ》、工業都市トリノの再現(言葉、変ですね・・・)。作り出された金属を引き起こすと、それは巨大な”五輪”。思わず、「トリノと周辺地域が詰まってる・・・」と感心してしまいました。
↓公式サイト〈英語〉開会式の記事はこちら
http://www.torino2006.org/ENG/OlympicGames/gare_e_programma/
cerimonie.html
↓公式サイト〈英語〉開会式の写真はこちら
http://www.torino2006.org/ENG/OlympicGames/photogallery/
gallery_72_1.html
そして、選手入場。選曲が凝ってる!なんと70年代ソウルミュージックでスタートだ!さすがはクラブミュージックの総本山(?)北イタリア!しかも何気に有名曲だけじゃなく、ノリのいいR&Bのスマッシュヒットがふんだんに使われているぞ!(しかしソウル−R&B系は苦手分野で曲目が判明できなかったもの多数。)
そしてイタリア選手団の入場曲はすべてイタリアンポップス!われらがジョバノッティの曲が2曲も使われている(おそらく、入場時間がかかりすぎて、1曲追加したものと思われる)。…あ、後日わかった分だけでも選曲リストをアップしますね〜
選手入場が終わると、今度は歴史の国イタリアの再現です。華やかな貴族社会が紡ぎだしたさまざまの芸術。そして時間を追って未来へ・・・。
驚いたのは、未来の描写の最後に戦争をイメージさせる部分があったことです。この一連の舞台の終わりは、未来の人々が争いにより全員倒れる、というモチーフでした。画面を見ながら、「オリンピックの祭典にこんな演出、ぜんぜん必要ないんじゃない?逆に軽々しいよ」と思いました。いまだ戦禍が絶えない現代に、争って倒れる人々の姿なんて…。
そう思ったのは間違いでした。
オノ・ヨーコが出てきたときに、その意味を思い知らされました。
”世界中の人々が注目しているこの時こそ、戦争の愚かさ、平和の大切さを世界中の一人一人が真剣に考えてほしい。”
平和を願う祭典は、まさにこれなんだ。気がついたら、涙が出ていました。
私はそう思いました。しかし日本の放送は、夜に放送された開会式のダイジェストでは、あっさりその戦争シーンはカットされていました。
これではまったくメッセージは伝わらないのです。
イタリア人は真の平和を考えている。それに引き換え、日本人は、どうだろう…。
オリンピックの開会式で、こんなに考えさせられたことはありませんでした。本当にすばらしい祭典だったと思います。私は、「ちゃんと考えているイタリア人」に遅れないよう、「ちゃんと考えている日本人」でありたい、と思いました。
オノ・ヨーコも言っていました。出来ることをすればいい。とても簡単なことです。それは、
平和を願うこと